MMD研究所は4日、「超高速モバイルデータ通信サービスに関する地域別実測比較調査」の結果を発表した。UQ WiMAX、NTTドコモXi(クロッシィ)、ソフトバンクULTRA SPEEDの各超高速モバイルデータ通信の接続スピードを実測し比較調査したもの。 7月24日~28日にかけて、全国主要都市(計8都市・15地域)において、WebブラウジングとYouTube再生について速度比較調査を実施。3社のサービスすべてで首都圏、地方主要都市ともにPCでのWebブラウジングにはほとんどストレスがないレベルの接続速度が計測された。UQ WiMAXのエリアに比べ、ソフトバンクのウルトラスピード、NTTドコモのLTEエリアについては、特に地方都市ではまだ対象エリアが少ない印象を受けたという。また、3Gレベルではまだ接続にストレスを感じる結果となったとのこと。 また、Youtube動画の読み込み開始から再生されるまでの動画の立ち上がり(サムネイルをクリックしてから再生可能になる)までのタイムラグについて調査。その結果、ほぼ全調査地でUQ WiMAXがもっとも速く、約4~5秒台で再生が可能であるという結果が得られた。最速はUQ WiMAXの3.9秒(JR札幌駅、JR名古屋駅など)だった。 各Wi-Fiルーター端末の使用感では、UQ WiMAXのURoad-8000とソフトバンクの007Zが、サイズ・軽さともにコンパクトで、特にURoad-8000については女性調査員からの評価が高かった。NTTドコモのL-09Cは、タテヨコのサイズは他の2つに比べ一回り大きく、やや重量感もあるが、薄さではもっとも薄い点が評価された。バッテリーについては、仕様書通りUQ WiMAXのバッテリーがもっとも長持ちだったとのこと。
モバイルアワード2017結果発表……スマホ契約はau、Wi-Fiルータ契約はUQ WiMAXが最優秀キャリアに 2018年1月10日 イードは10日、「RBB TODAYモバイルアワード2017」の結果を発表…