丸紅情報システムズ(MSYS)は18日、韓国RSUPPORT(アールサポート)と販売代理店契約を締結したことを発表した。同社が開発したパソコン遠隔操作ソフトウェア「リモートビュー(RemoteView)」の販売を20日より開始する。 「リモートビュー」は、Webブラウザを使って遠隔地のパソコンを操作できるソフト。パソコンからの操作に加え、iPhone、iPad、Android搭載スマートフォンからの遠隔操作も可能。事前に遠隔操作対象のパソコンにエージェント(Agent)と呼ばれる専用ソフトウエアをインストールし、電源をオンにしておくことで、遠隔操作が可能となる。パソコンであれば専用Webサイトにログイン、スマートフォンであれば専用アプリケーションをダウンロードして遠隔操作する。二重ログイン認証・独自プロトコル・AES256ビットのSSL暗号通信に対応している。またインテルのvProテクノロジーを搭載したパソコンであれば、電源のオン/オフの遠隔操作も可能となる。 「リモートビュー」の導入には、「リモートビュー・サーバ(RemoteView Server)」ソフトウェアをインストールした専用サーバが必要。パソコンやスマートフォンから「リモートビュー・サーバ」を経由して、遠隔操作対象のパソコンに接続し操作する。「リモートビュー・サーバ」では、専用サーバに接続している複数のパソコンのリアルタイムでのモニタリング、グループおよび権限の設定などが可能。 MSYSでは、サーバ管理や運用の作業負荷を軽減するため、ASP(ソフトの期間貸し)サービスとクラウドサービスの2つをラインアップしている。なおクラウドサービスは、MSYS提携のデータセンターのホスティングサービスとなる。販売価格は、「リモートビュー・サーバ」が12万5千円より(税抜、10エージエント付き、サーバ機器および設定・設置作業費は別途)、「リモートビュー」が1万2千円より(税抜、1エージェントあたり)。
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