新サービスは、CO2排出量などの環境負荷情報を世界中の拠点から収集し、本社で一元管理できる「GreenGlobe Data Visualizer(グリーングローブ・データ・ビジュアライザー)」と、企業全体の電力使用量を管理する「GreenGlobe Energy Viewer(グリーングローブ・エナジー・ビューア)」の2種類となる。
「GreenGlobe Data Visualizer」は、環境負荷の原因となるエネルギー(電力・燃料)や化学物質、紙、水などの使用量、およびCO2や廃棄物の排出量に関するデータを複数拠点から収集し、一元管理できるようにするクラウドサービスとなる。収集したデータは、CSRレポートや行政機関への報告書など、用途に応じて最適な形式に加工することが可能。また、日本語・英語・中国語に対応し、世界中の拠点展開も容易となっている。
「GreenGlobe Energy Viewer」では、ビルエネルギーマネジメントシステム(BEMS)や他の消費電力収集システムと連携し、企業全体の日別や時間帯別の電力使用量を本社で一元管理できる。全社の電力使用量をグラフなどで見える化できるほか、過去実績データや目標データとの対比により、使用量の予測シミュレーションを行うことも可能。また、電力使用量に基づき電力コストやCO2排出量を部門単位に表示する機能も搭載した。「GreenGlobe Energy Viewer」はクラウドサービスに加え、パッケージソフトウェアも選択でき、ユーザーニーズにあわせて機能をカスタマイズすることも可能。
利用料金はGreenGlobe Data Visualizerが1ユーザーあたり3250円/月、GreenGlobe Energy Viewerが1部門あたり200円/月~または50万円~(パッケージの場合)。
《冨岡晶》