今夏の節電対策として、NTTドコモは土日として設定されている組織の休日を月曜日と火曜日に変更すると発表した。また国民の祝日については、7月18日(月曜)を7月20日(水曜)、9月19日(月曜)を9月7日(水曜)に休日変更する。 これらの実施期間は7月1日~9月30日までで、対象地域は関東甲信越地域(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、山梨県、群馬県、栃木県、茨城県、長野県、新潟県)の事業所(ドコモグループ会社の事業所を含む)。ドコモショップおよびインフォメーションセンター等のコールセンターは通常通りの営業を行う。 東京電力が過去最大の電力量を記録した2001年7月24日の電力需要の日変動では、午前9時から夕方19時といった長い時間で5500万kWを超えるデータが記録されており、時間を少しずらした電力シフトや夜間の節電対策は、それほどの効果が期待できないとも言われる。こうしたなか、同社では思い切った休日の変更を行うことで、効果的な節電対策とする狙いとみられる。