東京ビッグサイトにて開催されている「Wireless Japan 2011」。同展示会のNTTドコモブースの注目製品の1つに挙げられるのが、ワイヤレス充電機能を搭載した世界初のスマートフォン「AQUOS PHONE f SH-13C」(シャープ製で7月~8月発売予定)と、ワイヤレス充電器「ワイヤレスチャージャー 01」だ。
「おくだけ充電」は、いわゆる「電磁誘導」の原理を利用している。充電器に内蔵されている一次コイルと、ケータイのバッテリ-に内蔵されているニ次コイル間で、電磁誘導によってエネルギーを伝送する仕組みだ。NTTドコモ プロダクト部 第二商品企画担当の滝本真氏は「ワイヤレス充電の国際的な標準化団体・WPC(Wireless Power Consortium)の方式に準拠しており、ワイヤレス充電の規格“Qi”(チー)のロゴがあれば、将来的にはデジタルカメラやゲーム機など、どのようなデバイスでも利用できるようになる」と説明する。