マピオンは18日、携帯電話向け「マピオンモバイル」にて、福島第1・第2原発から現在地までの直線距離を計測できるサービスの提供を開始した。またAndroidスマートフォン向けに、避難範囲と原発所在地の市区町村の風向きを表示するアプリを公開した。 マピオンでは、すでに主にPCから閲覧できる福島第一原発と福島第二原発の避難範囲地図を公開していた。ただし高解像度の画像版と、Flash版での提供であったため、被災地での閲覧環境に適したモバイル環境で閲覧できるバージョンを改めて公開した。 携帯電話(フィーチャーフォン版)は「http://i.mapion.co.jp/pp/?uid=NULLGWDOCOMO」にアクセスし、「現在地からの距離」をクリックすることで、現在地から福島第1原発と福島第2原発までの距離を表示する。GPS搭載機種のみに対応する。 一方Androidアプリ版は「http://market.android.com/details?id=jp.co.mapion.android.fukushima」からアプリをダウンロードすることで利用可能。起動すると、福島第一原発と福島第二原発からの避難範囲と、原発所在地の市区町村の風向きを表示する。避難範囲はデフォルとは第一20km、第二10kmに設定されているが、任意に変更可能。上部メニューには、福島第一原発と福島第二原発から地図の中心地までの距離も表示される。【参考】PC向け避難地図・PC向け避難半径の地図 http://bit.ly/gGWcw6・PC向け避難半径の地図Flash版(風向き付き) http://bit.ly/g1bunn