KDDIは29日、企業向け広域データネットワークサービス「KDDI Wide Area Virtual Switch」(KDDI WVS)のサービス上で展開する閉域型クラウドサービス「Virtualデータセンター」について、新たに4つの新機能を拡充することを発表した。 「Virtualデータセンター」は、「KDDI WVS」の大容量バックボーンに直結したサーバ機能を利用できる閉域型クラウドサービス。通信帯域を拡張できるトラフィックフリー機能に対応するほか、データセンターや接続回線をはじめ、ハードウェアやソフトウェアへの投資や個別構築が不要になる。 今回新たに拡充される機能は、「仮想サーバプラットフォーム」「仮想デスクトップ」「テレビ会議」「ファイルサーバDR(Disaster Recovery)対応オプション」の4種。新サービスの提供は2011年1月4日より。 「仮想サーバプラットフォーム」は、「Virtualデータセンター」内の冗長化された専有サーバを自社サーバの集約先として利用できるサービス。「仮想デスクトップ」は、各PCに分散したデスクトップ環境を「Virtualデータセンター」上で集中管理し、端末をシンクライアントとして利用できるサービス。「テレビ会議」は、会議室や外出先などの場所を問わず、テレビ会議専用機器やPC、スマートフォン(予定)などを利用して、ハイビジョン画質でのテレビ会議を利用できるサービス。「ファイルサーバDR対応オプション」は現在提供中の「ファイルサーバ」のオプションサービスとして、東日本および西日本の「Virtualデータセンター」の両方にデータを保存するサービス。大規模災害等が発生した場合でも重要なデータを維持可能とするものとなる。
【Interop Tokyo 2018】ネットワーク機器をクラウド管理!ディーリンクジャパンからIoT時代の新提案 2018年6月14日 ディーリンクジャパンは6月13日、幕張メッセで開催中の「Intero…