野村総合研究所(NRI)は25日、クラウドコンピューティング環境や仮想化環境の導入を検討している企業向けに、OSから業務アプリケーションまでをパッケージにしたシステムテンプレートをワンストップで提供するサービス「OpenStandia onクラウド」を発表した。 「OpenStandia onクラウド」は、オープンソースによるさまざまなノウハウや、多数の事例・実績をベースに、システムおよび業務をテンプレート化したサービス。OS、ミドルウェア、アプリケーション、業務シナリオがすでに仮想サーバ上にインストールされているため、従来必要とされていたシステムの設計、構築といった必須工程は不要となっている。また業務アプリケーションを多種提供することで、業務ニーズにあったものを選択でき、すぐに活用が可能。またオープンソースを活用したことで、商用パッケージを利用した場合に高額になりがちなライセンス費を削減し、より低コストでの導入が可能となっている。今後、テンプレートは順次追加され、約100種類が提供される予定。 複数のテンプレートを組み合わせ、ポータル、SSOで統合することも可能。さらに、SalesforceCRMやGoogleAppsなどのクラウドサービスとも連携可能となっている。サービスはすでに提供中で、テンプレートとしては、情報共有(ポータル)、ワークフロー、情報分析(BI)、シングルサインオン、統合ID管理、メール、Webプラットフォームなどが用意されている。利用料は月額課金制。
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