20日午後3時ごろより、JEITA(社団法人 電子情報技術産業協会)のサイトに、アクセスできない状況が発生している。 広報担当に確認したところ、ウイルスによる被害を検知したため、サイトを一時停止させたとのこと。実際に記者がJEITAサイトのGoogleキャッシュを確認すると、ウイルス対策ソフト(カスペルスキー・アンチウイルス)にトロイの木馬の反応があった。 なお今回の件が、いま流行のGumblar(ガンブラー)あるいはその亜種によるものかどうかは不明だ。通常、Gumblarによる改ざんはパスワードを盗んだサイバー犯罪者自身が行い、痕跡を残すことはまれであるが、最近になって、ツールを使った自動改ざんも発生しており、そういった場合は、明らかに不審な状態になることもある。 現在同団体では、原因や経緯を含めた事実関係を調査中とのこと。※20日夕刻に、アクセスできない状況は解消された模様。現在は、サイトを停止中である旨が表示されている。