まず「ブロードバンド関連サービス市場」について、光ファイバー回線の加入者が順調に増えることで、今後も成長を続けるとし、2014年度末には、ブロードバンド回線全体の加入件数が約3,550万件、金額規模は約1兆5,600億円(うち光ファイバーの加入件数は約2,400万件、金額規模は約1兆200億円)に達すると予測した。市場全体の成長率は、少しずつ鈍化する傾向にありますが、光ファイバー回線は2009年度の約1.4倍に増える見込みとなった。法人ネットワークは、より安価な新型WAN(IP-VPNや広域イーサネット、インターネットVPNなど)へ移行が進行。市場規模は、2009年度の約9,100億円から、2014年度には約8,100億円まで縮小すると予測された。データセンター市場は建設・構築ラッシュが続いており、市場規模は2009年度の約1兆2,500億円から2014年度には1兆5,300億円まで拡大すると予測された。SaaS(Software as a Service)市場は2014年度には現状の約2倍に相当する、477億円まで拡大するものとみられている。