価格.comを運営するカカクコムは、冬のボーナス支給状況と使い道について調査結果を公開している。価格.comサイトでウェブアンケート調査により7,897人から回答を得た。 全体の平均は52.2万円。2008年冬の調査では58.0万円だったので、約5.8万円ダウン。ちなみに夏のボーナスの調査では53.6万円という結果が出ていたことから、状況はさらに悪化していると見ることができるとしている。なかには、ボーナス全額カットなどの厳しい状況も5.9%だった(なお、アンケートでは支給された額ではなく、推定支給額との質問になっている)。 ボーナス減は、当然自由に使える金額にも影響し、その平均金額は151,677円に。昨年の調査では約20.5万円だったので、こちらも約5.5万円のダウンとなる。 複数回答によるボーナスの使い道については「商品を購入」が78.0%である一方で、73.7%が「貯金」を選択している。なお、商品購入にかける平均消費額は73,812円となっており、ほとんどの人(ボーナス支給額120万円未満)が10万円以下の金額しか商品購入に使わないという実態が明らかになった。その購入商品では「洋服・ファッション」が18.3%、続いて「薄型テレビ」が18.0%と続いている。同社では商品購入にかけられる金額がおよそ10万円以下という状況を考えると、32V型〜37V型くらいの10万円を切る低価格モデルが中心となって売れていきそうだと予想している。