NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は22日、仮想化技術を活用したホスティングサービス「Bizホスティング エンタープライズ」において、セキュリティ機能およびWEBサーバへのロードバランス(負荷分散)機能を仮想的に実現する「vファイアウォール」「vロードバランサー」の提供を開始した。 「Bizホスティング エンタープライズ」は、従来「グリーンホスティング エンタープライズ」として提供してきたが、BizCITYラインナップの主要サービスの1つとして「Bizホスティング エンタープライズ」と改称されたもの。「vファイアウォールサービス」(vFWサービス)じゃ仮想専用型のファイアウォール機器に必要なリソースを割り当てて提供。また、故障発生時にはバックアップ機器を自動的に提供するアクトスタンバイ構成になっている。「vロードバランサーサービス」(vLBサービス)はインターネットなど外部ネットワークからのWEBサーバへのアクセス要求を管理し、同じ機能の複数のサーバに要求を転送する仮想専用型のロードバランス(負荷分散)機器に必要なリソースを割り当てて提供。vFWサービスと同様アクトスタンバイ構成となる。 一定のトラフィック処理能力および同時セッション数単位でリソースを提供するため、性能拡張にあわせて柔軟に対応でき、イベント時などには一定期間のみのリソース追加なども可能。リソースの利用状況はカスタマポータル経由でチェック可能。インターネットのみでなくNTT Comのe-VLAN、Arcstar IP-VPN、Group-VPNなどの閉域網との接続も利用可能とのこと。