NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は5日、国際広域イーサネットサービス「グローバルe-VLAN」におけるあらたな接続オプションサービス「IP-VPNブリッジ」の提供を開始した。 現在11の国・地域で提供している「グローバルe-VLAN」に、159の国・地域で提供中の「Arcstar グローバルIP-VPN」を接続オプションとして組み合わせることで、より広いカバレッジを提供する。これによりレイヤー2とレイヤー3のネットワークがシームレスに接続可能となる。「グローバルe-VLAN」を利用中のユーザが対象。 たとえば、トラフィックが集中する基幹系拠点間の通信や、広帯域を必要とするデータセンター間の通信などに「グローバルe-VLAN」を利用し、「Arscstar グローバルIP-VPN」をその他の情報系拠点の通信に利用するといった、それぞれのネットワークの特長を活かしたハイブリッドなグローバルネットワークの利用が可能となる。また、両ネットワークについて申込から構築、故障受付、保守、料金請求までを一元的に行い、グローバルビジネスを展開する顧客に提供する。 グローバルe-VLANは日本、中国本土、香港、シンガポール、台湾、韓国、米国、英国、ドイツ、フランス、オランダで提供中。ArcstarグローバルIP-VPNは159の国・地域で提供中。初期・月額費用は構成や設計などの条件により異なるため、要問い合わせとのこと。