現在インターネットにおいては、動画トラフィックが大きく帯域幅を消費している。また同時に、企業向けデータ・アプリケーションや遠隔医療、ビデオ監視、コラボレーション型ビジネス・アプリケーション(テレプレゼンスなど)、クラウドコンピューティング、リモート・ストレージ、リモート・バックアップ、データセンターープロテクションといったダイナミックなIPサービスの需要も増大しており、こういったサービスのすべてに非常に高度なQoS(Quality of Service)が要求される。バックボーンは、この両タイプのトラフィックを適切に処理できなければならず、ほぼすべてのトラフィックが通過するコアルータにかかる負荷は増大している。