ミクシィとセールスフォース・ドットコムは15日、「mixiアプリ」と「Salesforce CRM」を連携した、企業向けサービスの提供を開始した。 「mixiアプリ」は、8月24日よりミクシィがソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「mixi」で提供中のソーシャルアプリケーションサービス。法人・個人問わず、mixiユーザーが許可したプロフィールや友人関係などの情報を活かしたサービスを開発・提供可能となっている。 今回「mixiアプリ」と「Salesforce CRM」の連携が可能となったことで、「Salesforce CRM」の利用企業は、「mixiアプリ」に寄せられるmixiユーザーのアイデアや意見、さらには投稿に対する他ユーザーの投票結果を、「Salesforce CRM」にリアルタイムで取り込むことができるとのこと。取り込まれた情報は、関連部署にアラートメールとして送信され、ダッシュボード機能などによって多角的な視点で分析することも可能。商品に対する意見を、リアルタイムに取り込んで分析し、商品開発や業務改善などのあらゆる企画に有効活用できるようになる見込みだ。 すでに、ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)が同サービスの採用を決定しているほか、大手コンビニエンスストアチェーンを運営するローソンも採用を検討中。ローソンは、新規商品開発や新しいサービスなどのアイデアを幅広く集めることを計画しているという。ローソンの常務執行役員CIO横溝陽一氏は「ローソンでは、パーソナルユースのSNSのビジネスへの適用は従来からの大きな課題の一つでありました。今回のmixiとSalesforce CRMの連携はまさにこのひとつの答えです。クラウド上のより多くの声を吸い上げサービスに展開していくことは、ますます大きなイノベーションの可能性を提供してくれます。より新しいサービスクラウドの発展に今後とも大きな期待をしています」とのコメントを寄せている。なおミクシィとセールスフォース・ドットコムは、今後も「mixi」と他の「Salesforce CRM」アプリケーションとの連携を検討しているとのこと。
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