マイクロソフトと日本電気(NEC)は8日、マイクロソフトの最新サーバオペレーティングシステム「Microsoft Windows Server 2008 R2」をベースとした仮想化環境の提供に関する協業に合意した。
「Windows Server 2008 R2」に対応したサーバ製品をいち早く市場投入するのが狙いで、両社は今回の合意に基づき、「Windows Server 2008 R2」とNECのIAサーバ「Express5800シリーズ」、統合運用管理ソフトウェア「WebSAM」、および仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」を組み合わせた仮想化システム構築ソリューションを10月より順次提供する。
さらに、両社は、共同で「Windows Server 2008 R2」を活用した「Hyper-V仮想化ソリューションセミナー」を順次開催。また、NECにおける「Windows Server 2008 R2」に対応可能な認定技術者を育成し、最新のサーバOSでのシステム提案の促進を図る。さらに、NECの販売代理店のSE技術者への仮想化技術の普及、促進を図るため、「Express5800プラットフォーム仮想化技術認定制度」を9月末より開始する。
《冨岡晶》