SSD(Solid State Drive)は1990年代の中ごろに登場。価格が非常に高く、軍事用や一部の産業機器などの特殊な分野でしか採用されなかったが、SSDの基幹部品であるNAND型フラッシュメモリの大容量化と低価格が進み、2008年にネットブックに搭載されたことでその市場を大きく拡大しつつある。この調査では、SSDと競合する記録メディアの動向とSSDとの比較を行い、SSD市場については、2016年までの市場規模の予測を行ったものとなっている。調査期間は5月20日〜8月5日で、SSD関連企業(東芝、Samsung、Intel、SanDisk、Micron)、HDD関連企業(日立GST、TDK)、メモリカード関連企業(パナソニック、ソニー)、SDD搭載機器企業(三洋電機、NEC、ASUS、Acer、オンキヨー)の合計14社を対象に行われた。