日東造機は8日、米国規格(DoD5220.20M)に準拠した手動油圧機構を搭載したハードディスク破壊機「HDB-20V」を発売開始することを発表した。手動油圧機構(ハイドロリック モーション コントロール)を搭載し、破棄対象のHDDをV字に折り曲げ、さらにM字に圧迫することで確実な破壊を行える。 DoD5220.20Mなどの米/英HDD物理破壊基準に準拠しており、安全な操作が可能なメカニカルインターロック機構も搭載しているのも特徴。破壊したHDDは簡単に手解体ができる状態となり、マテリアル金属としてのリサイクルが可能となる。 価格はオープンとなり、市場想定価格は250,000円前後。同社では国内外で1年間に1,000台の販売を見込んでいる。13日から開催される「情報セキュリティEXPO」で実機の展示を行う。■ダイソン掃除機やiPad miniが当たる!読者アンケートを実施中