米Intel(インテル)とフィンランドNokia(ノキア)は現地時間23日、インターネットと携帯電話、コンピュータのさらなる融合を目指し、インテル アーキテクチャーをベースにしたモバイル・コンピューティング端末やチップセットの開発を目的とする、長期的な協力関係をあらためて発表した。あわせてインテルはノキアからHSPA/3Gモデム技術のライセンス供与を受けることで合意したとのこと。 両社はこの協力関係を通して、高い処理性能のコンピュータにモバイル・ブロードバンド通信とユビキタスな(場所や時間の制約のない)インターネット常時接続を統合することを目指すという。具体的にはスマートフォンやノートブックPC、ネットブックの先にある新しいモバイル・プラットフォームを策定。このプラットフォームにより、多岐にわたる革新的なハードウェア、ソフトウェア、モバイル・インターネット・サービスの開発が可能になる見込みだ。 また両社の取り組みには、MoblinならびにMaemoプラットフォーム・プロジェクトで利用できる共通技術を開発するために、複数のオープンソース・ソフトウェア・イニシアチブとの技術開発や協力が含まれるとのこと。両社は、オープンソース技術の選定、開発、投資の調整作業を行っており、oFono、ConnMan、Mozilla、X.Org、BlueZ、D-BUS、Tracker、GStreamer、PulseAudioなどのオープンソース技術との連携も含まれているという。
【COMPUTEX TAIPEI 2009(Vol.18)】インテル、Moblin Executive Summitを開催!Moblin v2.0 beta搭載ネットブックも2009.6.7(日) 1:52
【COMPUTEX TAIPEI 2009(Vol.15)ビデオニュース】インテル、Mobilin v2.0 Betaを紹介——Moblin Executive Summit2009.6.6(土) 21:13