台湾は国の事業としてWiMAXの普及に力を入れており、非政府組織であるInstitute for Information Industry(III)がM-TAIWANプロジェクトを推進している(http://www.rbbtoday.com/news/20080615/51977.html)。会場にはM-TAIWANブースが用意され、Trendgo researchが「Lifelab WEB3.0行動市調車」を展示していた。WiMAX通信機能を搭載した車で、主に市場調査やマーケティングへの活用を考慮したもの。たとえば、会場ではコカコーラ社が台湾に投入しようとしている「Schweppes」の2種類の味を来場者にアンケート。車の中で簡単な質問に答えると、リアルタイムに集計結果が反映されていた。スタッフによると台湾のタバコ会社が使用した実績があるとのこと。
《小板謙次》