ネットエージェントは2日、WinnyなどのP2Pファイル共有ソフトを使用していないことを「検査証」と言う形で証明するアカデミック向け新製品「P2Pファイル共有ソフト検査証発行 支援ツール」を発売した。 企業活動において情報漏えいは大きな問題となっており、人事採用においても、Winnyなど依存性の強い「P2Pファイル共有ソフト」(Winny・Share・Perfect Dark・LimeWire・Cabos・BitComet)を使っている人間は、情報漏えいリスクだと考える企業も増えている。 「P2Pファイル共有ソフト検査証発行 支援ツール」は、P2Pファイル共有ソフトを使用していないことを「検査証」と言う形で証明するもの。各学校は導入することで、P2Pファイル共有ソフトウェアの使用履歴チェック、P2Pファイル共有ソフト上の暴露系ウイルスへの感染履歴チェック、検査証の発行(プリント)機能が行える。優良な検査証を学生が活用することで、企業・団体への就職活動を有利に進められるようにするのが狙いだ。企業側(採用担当者)にとっては、口頭ではなく検査証を確認することが可能となるため、「内部からの情報漏えい」のリスクを低減できる見込みとなる。