「Trend Micro Mobile Security 5.1」(TMMS)は、日本で急速に普及しているスマートフォン向けのセキュリティ対策を実現する製品。Bluetooth/赤外線/USB/Wi-Fi通信、カメラ、GPS、外部メモリへの書き込み/読み取り、SMS(Short Message Service)/MMS(Multimedia Messaging Service)の送受信など、各スマートフォンの機能を制限することが可能など、旧版で提供していたウイルス/スパイウェア検索やファイアウォール機能に加え、スマートフォンの各種機能の利用可否をドメインごとに制限する機能や、遠隔操作でデータを消去する機能などがあらたに追加された。TMMSを利用することにより、スマートフォンを標的としたウイルスや、盗難・紛失による情報漏えいなどのリスクに対するセキュリティ対策のみならず、業務に不要なサービスの利用を制限して業務効率を向上させるためのデバイス管理まで、総合的なスマートフォン管理が可能になるとのこと。
「侵入防御ファイアウォール1.1」の提供開始日は6月17日で、参考価格1,180円/クライアント(税別、1,000クライアント利用の場合)。「Trend Micro Mobile Security 5.1」は基本機能のみの「Trend Micro Mobile Securityスタンダード」と、さらにデータの自動暗号化・リモートワイプ機能・利用者認証などにも対応した「Trend Micro Mobile Securityアドバンス」が提供される。提供開始日は6月1日で参考価格はアドバンス5,220円/クライアント、スタンダード2,610円/クライアント(税別、1,000クライアント利用の場合)。
《冨岡晶》