日立製作所は、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」シリーズのハイエンドモデル「BS1000」で提供している、同社独自のサーバ仮想化機構「Virtage」を採用したシステム検証・評価施設「Virtageコンピテンスセンター」を10月1日に開設する。 東京・品川イーストワンタワーのハーモニアス・コンピテンス・センター内に開設される同センターは、Virtage、およびISV/IHV製品などの組み合わせによる仮想化システムの構築に必要な性能の見積もりやチューニングの支援、互換性などの検証と評価を行うための施設。同社のVirtage設計者やシステム構築技術者が10人体制で直接検証を支援することにより、設計開発部門で蓄積されてきたサーバ仮想化環境に関する技術やノウハウを提供する予定だ。 また、同センターの開設に先立ち、Virtage仮想化環境において、トレンドマイクロの総合セキュリティソフトウェア「ウイルスバスターコーポレートエディション 8.0」、および「ServerProtect for Linux 3.0」を適用したシステムの動作確認を共同で実施したことも明らかにされた。