Kリーグの社会貢献財団「Kリーグアシスト」が、韓国で「障がい者の月」と呼ばれる4月を迎え、グローバルスポーツカードブランド企業「パニーニ(PANINI)」、韓国のボードゲーム企業「コリアボードゲームズ」と共にKリーグ公式トレーディングカードを寄付した。
トレーディングカードは、障がい者のリハビリと自立を支援し、子どもリハビリ病院を運営する非営利公益法人のプルメ財団に寄付された。
寄付物品の伝達式は4月9日にソウル鍾路区(チョンノグ)のプルメ財団事務室で行われ、式にはKリーグアシストのクァク・ヨンジン理事長とプルメ財団のペク・ギョンハク常任代表が出席した。
寄付物品として伝達されたKリーグ公式トレーディングカードは、Kリーグの選手やクラブの写真と情報が収められた収集用カードで、2023年に初めて発売されて以降、韓国サッカーファンの間で毎年ブームを巻き起こしている。
Kリーグアシストは今回の寄付を通じて、障がい者と子どもたちがサッカーをより親しみやすく、興味深く接するきっかけを作りたいと考えている。
寄付に参加したパニーニはイタリアに本社を置くグローバルスポーツカードブランド企業で、欧州でもスポーツカードやステッカー製品などを通じて、さまざまな社会貢献活動を継続して展開している。

今回寄付されたKリーグ公式トレーディングカードは、プルメ財団が主催する「2025プルメウォーク南山」で活用される予定だ。
「2025プルメウォーク南山」は4月19日にソウル中区会賢洞(チュング・フェヒョンドン)の白凡(ペクボム)広場公園で行われるイベントで、障がい者と健常者がバリアフリーコースを一緒に歩き、障がいのある子どもたちのリハビリを助ける意義深い場となっている。
Kリーグアシストは今回の寄付にとどまらず、障がい者のKリーグ試合会場へのアクセス性を高める「移動弱者案内地図」の制作、発達障がい者と健常者が一緒にプレーする「Kリーグユニファイドカップ」の開催など、継続的に障がい者支援事業を展開している。
4月1日には、韓国プロサッカー連盟の役職員が発達障がい者と共にサッカーの試合をする統合サッカー発足式を行った。
(文=ピッチコミュニケーションズ)