「45nmで製造された5500番台には7億3000以上のトランジスターが組み込まれている。しかし、アンコアの部分にもっと魅力がある」とゲルシンガー氏は強調した。5520チップセットはインテル Data Center Managerを新たにサポートしており、細かい電力管理に落とし込みながら効率性の高いプラットフォームを構築することができる。また、PCI Express 2.0の対応だけではなく、インテルエンタープライズSSD、10GbEコントローラ“インテル 82599”のサポートも挙げた。「スループットに関してもイーサネットコネクション上では倍の能力を確保でき、将来のプラットフォームのために余裕をもたせている。次の世代の6コアの“Westmere(コードネーム)”にも対応し、ソケットドロッピングが可能だ」(ゲルシンガー氏)。