日立製作所は12日、4プロセッサーサーバ「HA8000/RS440」、および1プロセッサーサーバ「HA8000/RS110」「HA8000/TS10」について、処理性能を強化した新モデルを追加、販売を開始した。 プロセッサーの搭載による処理性能向上の他、メモリやストレージ容量の拡大やデータ入出力速度の向上など、ビッグデータ分析やクラウド基盤に求められる基本性能の強化が狙いとのこと。 新モデル「HA8000/RS440」は、処理性能を従来プロセッサー比最大2.1倍に向上した最新インテルXeonプロセッサーE7-4800 v2製品ファミリーを搭載するとともに、メモリ、内蔵ストレージ容量をそれぞれ従来モデル比2倍となる2TB(テラバイト)、約1.3倍となる最大9.6TBに強化した。PCI Express拡張スロット数の拡大や、高速な16Gbps転送速度に対応したファイバーチャンネルボードも新たにサポートされている。 あわせて製品化された「HA8000/RS110」「HA8000/TS10」でも、最新のインテルXeonプロセッサーE3-1200 v3製品ファミリーの搭載や内蔵ストレージ容量の拡大により、処理性能の向上が図られている。