NTTアイティは9日、情報共有ポータルシステム「EasyCommunicator for SNS」を発表した。16日より販売開始となる。
「EasyCommunicator for SNS」は、“情報を必要としている人”と“知識や経験、ノウハウを持っている人”を結び付け、企業内の情報の共有と有効活用の実現を目的としたシステム。NTTネットワークサービスシステム研究所が開発したプラットフォーム「CaTaC(カタック、Categorization and Tabulation for micro Contents)」をベースに開発された。利用者が書き込む記事に加え、企業内で利用されているグループウェア、ブログ、掲示板、メール等のさまざまな情報を取り込んで、一元的に集約し共有することができる。
EasyCommunicator for SNSはサーバとクライアントで構成されており、サーバOSはRed Hat Enterprise Linux 5日本語版、クライアントOSはWindows Vista/XPとなる。価格はオープン価格でNTTアイティは年間20システムの販売を目指すという。
《冨岡晶》