米Google(グーグル)は現地時間4日、ソーシャル機能「Google Friend Connect」(β版)が利用可能になったことを公表した。 「Google Friend Connect」は、一般的なサイトに簡単にSNS機能を追加するサービスだ。OpenIDとOAuthを利用しているが、特別なプログラミングの知識などは必要なく、2つのファイルをサーバにコピーし、他のブログパーツなどと同様に、ユーザ登録後に発行される短いコードを自分のWebサイトに貼り付けるだけで利用可能だ。ユーザはあらたにIDやパスワードを作成する必要はなく、Google、ヤフー、AOL、OpenIDから既存のアカウントを使って、ログイン可能となっている。自分のプロフィールやフレンドリストなどについても、新しく作成することもできるし、PlaxoやorkutなどのSNSから転用することも可能となっている。 米Googleは5月に事前公開リリースとしてGoogle Friend Connectをスタートし、限られたユーザや開発者内でのテストを重ねてきた。今回あらためてアナウンスされたことで、本格利用に向けての動きがより加速すると思われる。今後はYouTubeビデオを含めたさまざまな機能との統合を進めるなど、OpenSocialアプリケーションの動作基盤となることを目指すとしている。