東芝は19日、モバイルノートPCの新モデルとして、128GBのSSDと160GBのHDDを選択できる「dynabook SS RX2」シリーズ、128GBのSSDと250GBのHDDを選択できる「dynabook NX」シリーズ、64GBのSSDと160GBのHDDを選択できるミニノートPC「NB100」シリーズ、全3シリーズ14モデルを発表した。1月23日から順次発売する。
dynabook SS RX2 シリーズは、最薄部約19.5mmのスリムボディに12.1型の液晶を搭載し、ノートPCとしては世界初となる薄さ7mmのDVDスーパーマルチドライブを内蔵(「RX2/S7H」は除く)。さらに、DVDスーパーマルチドライブを搭載する12.1型ノートPCとしては世界最軽量となる858gを搭載するモデルも用意する(「RX2/T9H」)。最長で約12.8時間の長時間のバッテリ駆動や、輝度250cd/m2の液晶を採用したのも特徴。また、持ち運びに便利な小型のACアダプタを付属するなど、高いモビリティ性能を追求したという。
全モデルの共通仕様として、OSはWindows Vista Business SP1。液晶は12.1V型ワイドTFT。CPUはCore 2 Duo SU9300(1.20GHz)。チップセットはGS45 Express(GMA 4500MHD搭載)。メモリは3GB。無線LANはIEEE802.1a/b/g/n。インターフェースはUSB×3 /eSATA/マイク入力/ヘッドホン出力/ミニD-Sub15ピン/LAN/SDHCカードスロット/SDメモリーカードスロット。その他の機能として、TPM1.2セキュリティチップ/指紋センサー/BIOSパスワード/HDDパスワード/インスタントセキュリティ/セキュリティロック・スロットなど。本体サイズは幅283×高さ19.5〜25.5×奥行き215.8mm。付属品は、ACアダプタ/ACケーブル/ウォールマウントプラグ。カラーはシルバー。発売日は1月23日。
NXシリーズは、128GBのSSDを搭載する「NX/78」シリーズと、250GBのHDDを搭載する「NX/76」シリーズをラインアップ。カラーにグラマラスブラック、ノーブルホワイト、ロータスピンクの3色を用意する。すべてのモデルにおいて、3GBメモリや、CPUにCore 2 Duo SU9300を搭載。また、持ちやすくカバンにもすっきり収まるフラットボディを採用した。
OSはWindows Vista Home Premium 32ビット。光学ドライブはDVDスーパーマルチ(2層書き込み対応)。チップセットはGS45 Express(GMA 4500MHD搭載)。液晶は12.1V型ワイド。無線LANはIEEE802.11b/g/n。インターフェースはUSB2.0×3/eSATA/ミニD-Sub15ピン/SDメモリーカードスロット/PCカードスロットなど。バッテリ駆動時間はNX/78シリーズが11.5時間、NX/76シリーズが10.5時間。本体サイズは幅286×高さ29.9×奥行き223mm。重さはNX/78シリーズが1.39kg。NX/76シリーズが1.45kg。ACアダプタ/ACケーブルなどが付属。発売日は1月23日。価格はオープンで、予想実売価格はNX/78シリーズが200,000円前後。NX/76シリーズが190,000円前後。