CPUには最新のワークステーション向けプロセッサである「インテルクアッドコアXeon 5400」「インテルデュアルコアXeon 5200シリーズ」を採用し、選択可能とした。現行のハイエンドブレード型ワークステーション「xw460c」と比較して、HDDのRAID構成やホットプラグなどの機能を省き、搭載可能なグラフィックスカードを限定することによって、低価格化を実現した。グラフィック機能は内蔵グラフィックのほか、より高性能で2画面同時出力が可能な「NVIDIA Quadro FX 770M」が搭載可能。また、データを圧縮して転送することで、少ないネットワーク帯域でも3Dグラフィックスなどの大容量データの高速転送を可能にするソフトウェア「HP Remote Graphics ソフトウェア」にも対応した。プリインストールOSとしては、Windows Vista Businessのダウングレード権を利用したMicrosoft Windows XP Professionalを搭載し、業務専用アプリケーションなど多くのXP対応ソフトウェアが使用可能となっている。また、リカバリーディスクとしてWindows Vista Businessも同梱される。「HP RCS(Remote Client Solution)」にも対応する。
《冨岡晶》