日本電気は8日、おサイフケータイを利用した決済連動型広告配信サービス「AD Push」を2009年春をめどに製品化すると発表した。 AD Pushは、電子マネー決済時におサイフケータイをリーダライター端末にかざした際におサイフケータイに向けて広告を配信するサービス。同社では、年齢、性別、地域といったユーザーの属性に合わせた広告を配信できるため、ターゲットを絞った効果的なアプローチが可能だとしている。 また、9月25日に携帯電話にダウンロードした電子チケットで入場できる招待制ライブにおいて、AD Pushの実証実験を実施し、電子チケットの確認を行う際におサイフケータイに向けて属性に合わせた広告を正確に配信できることが確認されたとともに、属性ごとの広告に対するクリック数といったデータの収集も行った。