F5ネットワークスジャパンは16日、BIG-IPソフトウェアの新リリースとなる「BIG-IP Protocol Security」モジュールを発表した。 2008年9月2日に発表された最新のBIG-IPアプリケーション・デリバリ・コントローラ(ADC)プラットフォーム「BIG-IP 1600/3600」を補完するもので、ADN(Application Delivery Networking)の安全性を強化するソリューションとなっている。 「BIG-IP Protocol Security」では管理/設定のコスト、導入に際して必要となる専門知識が最小限に抑えられており、一般的なインターネット・プロトコル(HTTP、SMTP、FTP)に準拠したプロトコル・セキュリティが提供されるとのこと。BIG-IPシステムのモジュールとして動作することで、プロトコルレベルでのセキュリティ・チェックを行い、ネットワーク管理者による管理を簡素化する。これによりWebサーバの脆弱性やリクエスト・スマグリング、バッファオーバーフロー、コマンドインジェクションなどの攻撃を防ぐほか、スパムメール防御(SMTPプロトコルのセキュリティ強化)、FTPセキュリティの集中管理(FTPプロトコルのセキュリティ強化)などが可能となっている。 価格は税別148万円より。