F5ネットワークスジャパンは26日、同社のSSL VPN「FirePass」が神戸大学に採用されたと発表した。 神戸大学では、これまでIPsecを利用したVPN接続によるリモートアクセスを利用していたが、設定時に専用ソフトウェアをインストールする必要がある、クライアント端末のOSバージョンや使用機器によって正常に動作しないことがある、セキュリティポリシーを柔軟に設定できないなどの問題があったため、接続に専用ソフトウェアを必要とせず、特定のOSに依存しないSSL VPN、FirePassが2008年春に導入された。また、以前はVPN機器とは別にファイアウォールを利用して使用可能なりソースを複数台でコントロールしていたが、FirePassにはアクセスコントロール機能も含まれている。 神戸大学では、全学内と学外からのリモートアクセスを今後すべてFirePassに移行するとしている。