F5ネットワークスジャパンは17日、9月13日に買収したAcopia Networksのファイル仮想化ソリューション「Acopia ARX」を「F5 Acopia ARX」シリーズとして日本市場に投入すると発表した。価格は660万円から(税別)。 F5 Acopia ARXシリーズは、ファイル仮想化技術により、手動で行われていたファイルストレージ管理の大部分を自動化するものまた、データマイグレーション、自動ストレージティアリング(階層化)、データレプリケーション、ダイナミックな負荷分散のオフロードを提供する。さらに、クライアントとサーバの通信はCIFSやNSFといった業界標準のファイルアクセス・プロトコルが採用されている。 このほか、F5 Acopia ARXシリーズの独自機能として、クライアント要求、リソース容量、ネットワーク状態をリアルタイムにモニタリングし、変化にリアルタイムで対応できる。これにより、ダイナミックなロードバランシングや最適なストレージへのデータ配置などが可能だ。