東日本電信電話(NTT東日本)は12月18日、複数のセキュリティ機能を1台に集約した統合脅威管理装置「Biz Box UTM SSB10」および「Biz Box UTM SSB30」の販売を開始した。専門のネットワークセキュリティ管理者がいない中小規模事業所での利用を想定している。 「Biz Box」は、ルーター、HUB、UPS等、NTT東西が提供する事業所向けLAN系機器のシリーズ名称。「Biz Box UTM」の利用には、NTTPCコミュニケーションズが提供するトータル・セキュリティ・マネジメント・サービス「Security BOSS」の契約が必要。 「Biz Box UTM」と「Security BOSS」を合わせて利用することにより、ファイアウォール機能、Eメールアンチウイルス機能、WEBアンチウイルス機能、アンチスパイウェア機能、アンチフィッシング機能、アンチスパム機能、URLフィルタリング機能、アプリケーション制御機能などを実現している。対応するウイルスの種類は、個別のPCで利用するウイルス対策ソフトを上回る90万種類以上。PCに負荷をかけずに高度なウイルス対策が可能だ。SSB10は保護対象クライアント数10、SSB30は保護対象クライアント数30となる。 また「Security BOSS」サービスにより、24時間365日の機器状態監視や、平日9:00~17:00の技術サポートが行われる。設定変更も、月3回まで無料。