「Interop Tokyo 2008」の日立製作所ブースでは、「NGN対応インテリジェントホームゲートウェイ」を展示している。外出先から自宅の家電が操作できるほか、緊急地震速報を地震すると、家電を自動的に停止するというものだ。 このホームゲートウェイは、SIPやQoS、IPv6などNGNに必要な機能をサポート。ネットワークインターフェイスは、無線LANとギガビットのイーサネット、IP電話用のアナログ電話ポートがある。ソフトウェアはJavaをベースにしたもので、照明、エアコン、電気錠などを制御するアプリケーションがそれぞれ動作しており、ゲートウェイと各家電はBluetoothを利用したエコーネットで接続している。 家電が外出先から操作できるのはこれまでのホームゲートウェイでもある機能だが、今回は緊急地震速報との連携が図られている。緊急地震速報を受信すると、ゲートウェイの合成音声エンジンから音声により警告。それと同時に、暖房機器の電源を切る、割れたガラスが散乱しないようにカーテンを閉める、電気錠を開ける。 またテレビを用いたダウンロード型のVoDも紹介している。デモンストレーションでは、ダウンロードした映像はテレビ放送を録画した番組と同じようにHDDに蓄積するようになっている。 現在のテレビ向けVoDはストリーミング型が主だが、ダウンロード型にすることでストリーミング型よりも高品質な動画が配信できるようになる。また、ADSLなど通信速度が得られない回線でも、コンテンツをあらかじめダウンロードすることでストレスなく楽しめるなどのメリットがある。
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