日本電気は21日、同社のインターネットアプライアンスサーバ「Express5800/InterSecシリーズ」において、スパム対策やWebフィルタリング、セキュリティ機能、運用管理機能などを強化した新製品6機種を発表した。発売日は6月30日の予定だ。 今回発売されたのは、ウイルスチェックサーバ「Express5800/VC300f」、小中規模向け(〜400名)1way 1Uメールサーバ「Express5800/MW300f」、中大規模向け(〜1,000名)2way 2Uメールサーバ「Express5800/MW500f」、小中規模向け(〜600名)1way 1Uプロキシサーバ「Express5800/CS300f」、中大規模向け(〜3,000名)2way 2Uプロキシサーバ「Express5800/CS500f」、ロードバランサ「Express5800/LB300f」。価格はそれぞれ77万円から、60万6,000円から、156万円から、88万円から、158万円から、84万円から(いずれも税別)。 Express5800/VC300fでは、送信元メールサーバのIPアドレスをインターネット上のデータベースと自動比較することにより、スパムメールをブロックすることができるようになったほか、トレンドマイクロの統合管理製品「Trend Micro Control manager」と連携して一貫したセキュリティポリシーを適用可能となった。 Express5800/CS300fとExpress5800/CS500fでは、Webフィルタリングソフト「InterSafe Ver6.0」をプリインストールし、SNSやブログなどカテゴリごとのフィルタリング設定が可能となった。 Express5800/MW300fとExpress5800/MW500fでは、DNS/DHCP機能を強化することで、ネットワーク上にあるPCなどの機器情報を一元的に管理し、無許可でネットワークへ接続しようとしたPCに対しては接続を拒否できるようになった。 Express5800/LB300fでは、処理性能が異なるサーバ(グループ)別に最大セッション数の設定が可能となり、効率的な負荷分散を実現している。