米デルは1日(現地時間)、提出期限を超過していた定期会計報告をナスダックに提出したことにより、同社の上場廃止が回避されたことを正式に発表した。 同社は今年8月に過去の会計報告に不正と誤りがあったことを認め、会計報告の修正を行うことを発表していた。10月30日(現地時間)に提出された修正会計報告は、2003年度から2006年度分および2007年度第1四半期の累計17四半期。8月の時点で5,000万〜1億5,000万ドルとしていた純利益の低減は、9,200万ドルの減額に落ち着いた。 同社はこれと同時に、第3四半期の業績報告を提出後に自社株の再取得を再開することを発表している。