アクシスソフトは23日に、Windows Mobile/Windows CE搭載のスマートフォンならびにハンディターミナルのアプリケーション実行/開発環境である「Biz/Browser Mobile V3」「Biz/Browser Mobile for Windows」「Biz/Designer Mobile」の3製品を発表した。
「Biz-Collectionsモバイル端末シリーズ」として、ウィルコムのPHS端末“Advanced W-ZERO3 [es]”に対応した「Biz/Browser Mobile V3 for Advanced W-ZERO3 [es](WS011SH)」を同日23日にリリース、以降、今年11月までに各製品を順次リリースする予定だ(「Biz/Browser Mobile V3」他機種対応も順次実施)。
「Biz/Browser Mobile V3」がアプリケーション実行環境、「Biz/Designer Mobile」がモバイル端末向け開発環境、「Biz/Browser Mobile for Windows」がPCディスクトップ(開発端末)用のBiz/Browser Mobileエミュレータとなる。「Biz/Browser Mobile V3 for Advanced W-ZERO3 [es](WS011SH)」の価格が3万9千円〜(初年度保守料込み)、「Biz/Designer Mobile」の価格が25万円(1開発者ライセンス)、「Biz/Browser Mobile for Windows」が無償提供(Biz/Designer Mobile、Biz/Designer XEに標準装備)となる。
ともに登壇したウィルコム ソリューション営業副本部長の青木伸大氏は「振り返ってみると2001年にAirH"、2005年にW-ZERO3が登場したわけで、モバイルのビジネス利用はごく短い歴史しかない。今回Biz/Browser Mobile V3を最初からW-ZERO3対応にしていただいたことで、たくさんのメリットやニーズが生まれたと感じる。特に、お客様のセキュリティニーズも満たせるのが魅力だ」と期待を寄せた。