柏木はAKB時代の昨年12月と今年1月、ソロの全国ツアーを6年ぶりに開催。ちょうどグループの卒業を発表したばかり。しかもソロデビュー10周年という記念のイベントだったという。
だがチケットを発売したところ、まったく売れなかったという。ソロでも横浜アリーナのステージに立っていたという柏木。自身のYouTubeチャンネルで「チケットが売れません」と訴えた。さらに大阪と名古屋の生放送で「ソロライブ来てください」と頭を下げ、なんとか客席が埋まったという。
だが「今後私って、1人になったらヤバいのかな?」と危機感を募らせたと語り、「ちょっと人気ないなと思って」と肩を落とした。
これに勝俣州和は男性アイドルグループ・CHA-CHAを回顧。1年目、2年目はどこのライブへ行っても動員数の記録を樹立。だが3年目、函館のライブハウスのこけらおとしに呼ばれた際、CHA-CHA5人に対して、客は4人だけだったという。
その瞬間、彼は「ファンを相手にするんじゃなくて、CHA-CHA以外の人に面白い人間になろうと思って自分を磨いていった」と述懐。「だから遅いのよ」と指摘し、「ファンの人だけに相手にしていると、ファンだけにしかウケない人になる。これからはいろんな人を相手にしないといけない」とアドバイスしていた。