ジブリパークが11月1日、愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」内に「ジブリパーク」が開園する。その全容を紹介する「ジブリパークとジブリ展」が、7月16日より長野県立美術館を皮切りに、全国5会場を巡回する。
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巡回展では、ジブリパークの制作現場を指揮する宮崎吾朗監督の、これまでの仕事と作品を振り返るとともに、スタジオジブリの最新作ともいえる「ジブリパーク」をどのように考え、描き、つくっているのかを、初公開となる数々の制作資料とともに公開。
まず、「ジブリの大倉庫」のコーナーには、素敵なものや怪しげなものが混在。子どもたちが体を使って自由に遊べる部屋「ネコバスルーム」は映画『となりのトトロ』の世界がモチーフとなっており、子どもたちはネコバスにのって遊ぶことができる。巡回展では、ネコバスルームの室内模型や、そこに置かれるネコバスの制作過程で使用された模型を展示される。また、ジブリの大倉庫の「にせの館長室」を再現。映画『千と千尋の神隠し』に登場する湯婆婆が執務室で仕事に没頭する姿を目にできる。
青春の丘の「地球屋」では、映画『耳をすませば』に登場するバロンに出会うことができる。巡回展では、バロンの人形を制作する過程で使用された模型などが展示される。さらに、2024年春に開園する魔女の谷には映画『ハウルの動く城』に登場する「ハウルの城」が建てられる。巡回展ではハウルの城を建てる過程で使用された模型が展示される。
ほか、ジブリの大倉庫の注目展示のひとつ、「ジブリのなりきり名場面展」では、スタジオジブリ作品で描かれた印象的なシーンを立体造形やパネルで表現。来園者が映画のワンシーンの中にいるかのような気分を味わえる体験型の展示が行われる。巡回展には「ジブリのなりきり名場面展」から、映画『千と千尋の神隠し』のワンシーンが登場。主人公・千尋の気分になってカオナシと一緒に記念撮影が可能。
【ジブリパークとジブリ展、 会期・会場】
＜長野会場＞2022年7月16日（土）～10月10日（月・祝）、長野県立美術館
＜愛知会場＞2022年10月29日（土）～12月25日（日）、愛知県美術館
＜熊本会場＞2023年1月20日（金）～3月26日（日）、熊本県立美術館
＜兵庫会場＞2023年4月15日（土）～6月25日（日）、神戸市立博物館
＜山口会場＞2023年7月15日（土）～9月24日（日）、山口県立美術館
