ロシア発のエイリアン映画『スプートニク』が今月26日より公開される。このほど、予告編およびポスタービジュアルが公開された。
同作は、未知の存在を生物兵器化しようとした陰謀が、一瞬にして人類滅亡さえ引き起こしかねない悪夢に変わるというストーリー。きっかけは、宇宙船と共に飛来した未知なる生命体。それは、人間に寄生し、人間に擬態し、人間を捕食する新種の寄生生物だった。伸縮自在で、どんな環境下でも絶対に死なない。女性医師・タチアナと、寄生された男の、人類の命運を賭けた戦いの物語が始まる。
同作は、2020年トライベッカ映画祭で公開されると、リドリー・スコット監督の傑作『エイリアン』に相通ずると、SF映画ファンの話題に。同年夏に北米公開され、初登場ベスト10にランクインした。その後も、シッチェス・カタロニア国際映画祭、富川国際ファンタスティック映画祭など各国の映画賞を席捲している。
このほど解禁された予告編では、エイリアンと一体化している宇宙飛行士のコンスタンチンからエイリアンが吐き出される様子がリアルに描かれているほか、エイリアンが生きた人間を捕食する様子も映し出されている。