渡辺直美が、19日配信のYouTubeチャンネル『NAOMI CLUB』で、東京オリンピック・パラリンピックでの演出案を酷評した。
開会式・閉会式の演出を担当していたクリエーティブディレクター佐々木宏が、開会式に渡辺をブタの仮装をさせて登場させる演出案を考えていたことで波紋を呼んだ。佐々木はこの責任をとり、辞任した。
渡辺は今回の動画の中で、一昨年の年末に「(五輪に)1人のパフォーマーとして出てほしい」という打診を受けたと語り、その光栄な話に「是非お願いします」と快諾したと説明。その1~2か月後、演出チームと打ち合わせをする席がもうけられた。
振付師MIKIKOらが熱く語る演出プランに、「めちゃくちゃ鳥肌!かっこすぎて、マジイケてる!」と感銘を受けたという渡辺。だがコロナの影響で五輪は延期に。その後は何も連絡がないままだったという。
そこへ降ってわいた、今回の演出プラン。「私が最初に聞いていた話と違う」とビックリした彼女は、「撤回されたことが1つの救い」としながらも、今回の報道が海外にも流れたことに「すごい悔しい。これが日本の全てと思われたくない」と訴え、「もともとの演出を知っていた分、みんなに見てもらいたかった」と吐露。
その上で、「もしその演出プランが採用されて、私のところに来た場合は絶対に断ってますし、その演出を私は目の前で批判すると思う」と苦言。「普通に考えて、普通に面白くない、意図がまったくわからない」「私がブタである必要性って何ですか?」と投げかけていた。