2023年のNHK大河ドラマのタイトルが『どうする家康』に決定。主演を松本潤が務めることが決定した。
同ドラマは、一人のの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代は、今川家の人質として、ひっそりと生涯を終えると思っていた。しかし、三河武士の熱意に動かされ、弱小国の主として生きる運命を受け入れ、織田信長、武田信玄が割拠する、乱世に飛び込んだ。
松本が同作で演じるのは、主人公の徳川家康役。脚本は、『ALWAYS 三丁目の夕日』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞したほか、『ゴンゾウ 伝説の刑事』で向田邦子賞を受賞するなど、注目の脚本家の一人・古沢良太が務める。
今回の決定について松本は「初めに聞いた時はビックリしました。自分に大河のオファーが!?しかも誰もが知っている、あの家康を!?」と驚いた様子。「初めにこの話を聞いたのは昨年の11月。嵐として2020年いっぱいまでは走り切りたいと思ってた僕は、これだけの大きな事を決める事はできないと思い、結論を待って頂きました」「そして年が明けてから今一度考えました。嵐という船を一度降りて、新たな冒険の先を見つけようとしている僕にとってこんなに大きな挑戦はありません。また次に、心血を注いでみんなとモノづくりができるなら、この大きな挑戦をしてみたい」と決断に至った経緯を明かしている。
また、「(脚本の)古沢さんの考える家康像はとても斬新です。今までとは違う新たな家康を一緒に作っていけたらと思っています。そして乱世に振り回されながら、必死に生き抜き戦国の世を平定させた人物を熱く演じられたらと思います。日曜の夜を大河ドラマが好きな方はもちろんの事、若い世代の皆さんにも楽しんでいただけるようなエンターテインメントをお届けできるよう一所懸命やらせていただきたいと思います。楽しみにしていてください」と呼びかけている。