空の旅も進化したもので、最近はすべての飛行機というわけではないものの、機内Wi-Fiが整備されている機種も増えてきた。実は、台湾行きの飛行機で機内Wi-Fiをお目にかかるのは初めてなのだが、3時間程度の短いフライトでも、今後はこうしたサービスがどんどん付帯されていくのだろう。
今回搭乗した機種は、エバー航空のB-777。同社が台湾便で提供している機種では最も大型である。
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飛行機に搭乗したら、機内モードになっていると思うが、機内Wi-Fiの使い方としてはまず、Wi-Fi接続のみオンにする。すると、同機の場合、「EVA-WiFi」という接続名が表示されるので、これを選択。
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すると、接続画面にログインする画面が現れるので、画面中央部にある「Enter」をタップすると、t-mobileが提供しているEVA-WiFiのサービス画面に切り替わる。
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ここから、Wi-Fiの通信プランを選択していく。サービスは有償で、ライトメッセージングプラン、1時間、3時間、24時間プランが販売されている。今回は台湾便ということでフライト時間が短いため、1時間プランを選択。料金はおよそ1200円だ。
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プランをタップすると、アカウントの登録画面にうつる。ここでは、自身のログインIDとしてメールアドレスと、パスワード、さらに指名、国籍などを入力していく。入力が完了したら画面下部で支払い方法を選択。支払いはPayPalとクレジットカードが選択可能。
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購入が完了したら、画面が切り替わり、カウントがスタート。自身のオンライン時間があとどのくらいあるのか明確で、分かりやすい。なお、航空会社によっては機内Wi-Fiで機内コンテンツ(映画や音楽、ゲームなど)を提供しているところもあるが、エバー航空では提供されていなかった。ただし、B-777は最新機材のため、各客席の前方にモニターがあり、そこで映画などが楽しめる。
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さて、肝心の通信速度だが、結論から言うと、あまり期待はできない。何度か測定したが、いずれも下りは0.3Mbpsで安定しているものの、上りがほとんど出ず、測定アプリ(RBB SPEEDTEST)がタイムアウトになってしまった。
下り0.3Mbpsという速度がどのくらいかというと、ウェブページを開くことはできるものの、もたつきを感じる程度のスピード。上りはというと、テキストメッセージを送信するのも数秒かかるといった感じ。最近では4G LTEの快適な通信速度に慣れてしまっていて、どうしても「遅い」と感じるユーザーは多いだろうが、LINEもSkypeもSlackも、もちろん使えたので、地上にいる家族や友人などとメッセージでやり取りするくらいなら使えそうだ。