是枝裕和監督の最新作『万引き家族』(6月8日公開)が第71回カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルムドールを受賞した。21日放送の『バイキング』ではそのことを紹介しMCの坂上忍が賞賛の言葉を送った。 番組では14日(日本時間)に行われた公式上映会では約9分間にわたるスタンディングオベーションが起こったことや、審査員長を務めたケイト・ブランシェットから「演技・監督がとにかく素晴らしく演出・撮影には非常に深みがありそれらの要素が絶えず作品の中に織り込まれていた」という賛辞のコメントが送られたことなどが紹介された。 坂上は「とにかくお芝居をさせないっていうか、是枝さんなりのリアリティを追求しているのが見る人を惹きつけるんだと思う」とコメントし、「是枝監督のすごいところって、今のご時世ほとんど原作モノの作品ばかりの中、オリジナルですよ。やっぱりこれってすごいなって思いますね」と賞賛。ガダルカナル・タカは北野武が早くから是枝監督の才能に気づいていたと明かし「(北野も)喜んでいると思う」とコメントした。