たけし先生（北野武）は、冒頭のあいさつから「今回は私の希望で芸人を集めました！」と大張り切り。そんなたけし先生の暴走から始まった番組は、いつものような入試問題が出題されず、面白い問題ばかり。久本雅美、ケンドーコバヤシなど番組初登場の生徒たちに加え、千原ジュニア（千原兄弟）や大久保佳代子（オアシズ）、田中卓志（アンガールズ）、岡田圭右（ますだおかだ）ら人気芸人も多数登場。彼らがきちんと解答できるのか注目だ。
国語は『意味がわかると怖い話』ということで一見楽しいVTRが、実は深く読み解くと恐ろしいストーリーだということが判明。スタジオの“芸人”生徒たちも鳥肌ものの内容に驚きつつ、果敢に問題にチャレンジしていく。社会では、ある偉人の昔の家族写真から、その人物の歴史に触れたり、今は高層ビル群になっている都会の昔の写真から、歴史を読み解いたり…とバリエーション豊かに展開。笑いあり「へぇ～」の納得ありの内容となっている。
また、工場見学の授業では見ているだけで楽しいマシーンの数々からどんなものができあがるのかが見どころ。なかなか正解者が出ないなか、“芸人”生徒のリアルなボケも飛び出す。授業の合間に登場するたけし先生と飯尾和樹が繰り広げるコントも、実はちゃんと問題になっており、視聴者も“芸人”生徒らと一緒に考えることで楽しく学べる内容になっている。
あの熱湯風呂も問題に登場、お約束のリアクションをする生徒に、たけし先生の暴走もピークに。数々の教科をこなした生徒たちの中で成績優秀者は一体誰なのか？選ばれたトップの生徒は喜びもつかの間…なんと大喜利に挑戦させられるはめに…。その後想定外の結末にスタジオの全員が驚く。『平成教育委員会2018 入試問題やりません！落第生だらけの みになる勉強SP』（フジテレビ系列）は14日よる7時から放送。
収録について久本雅美は「いやぁ、難しかったよねー。途中から皆さんのボケ合戦になったので（私も）乗り遅れちゃいけないと思いましたよ。本当に芸人さんのパワーで面白くなったよね」とコメント。印象深い問題については「（自分でも）何に正解したんだっけ？覚えてないわ（笑）。 でも、国語の怖い話や理科の実験は面白かったよね。私は全部はずれてしまったけどね。地下鉄の話も勉強になったけど…たぶん明日起きたら忘れていると思う（笑）。飯尾くんには拍手を送りたい！」。ケンドーコバヤシは「久々に勉強するチャンスだと思った。のですが…たけし先生のギアが入りすぎて、勉強にならなかったです。たけし先生のテンションを戻すには（スタジオにいる芸人の）割合を変えたほうがいいと思いましたよ」と笑っている。
