Appleは現地時間27日に開催した新製品発表イベントにおいて、新型MacBook Proを4年ぶりにリリースした。 同マシンは、前世代と比較して薄く、軽くなり、基本スペックも大幅に向上したほか、メイン機種ではタッチ式のバー「Touch Bar」を備え、これまでとは一線を画すモデルとなったが、今回はこれに対するネット上でのユーザーの反応を見てみよう。 まずは「Touch Bar」に対するリアクションから。「待っていた」「かっこいい」「絶対買う」など好意的な意見が多数ある一方で、批判的な意見も数多く見られる。例えば、「画面がタッチ式になったほうが使い勝手としてよかったのではないか」といった声や、「外観がダサい」といった声もある。外観については見慣れていないことがあるし、機能面の進化を体感していないことから、その真価は今後より議論されていきそうな印象だ。 続いてトラックパッドに関するリアクションについては、好意的な意見が大半を占める。これまでのMacBook Proを見慣れているユーザーにとっては、違和感があるほどに大きいが、大型化を望んでいたユーザーは多いようだ。大きくなったタッチパッドを「一刻も早く触ってみたい」という声もある。 続いて、新型MacBook Proでは、SDカードスロットが廃止となった。また、USBポート、HDMIポートも消失し、これらによって、新型MacBook Proは、過去に比類なき薄型化を実現したわけだが、これらがなくなってしまったことに対しては、「アダプターを用意しなければならないことに面倒さを感じる」など残念がる声が目立った。USB-Cポートが新たに搭載されることにはなったが、「“プロ"向けのモデルを名乗るのであれば、HDMIケーブルなどの入出力面をもっと強化してほしかった」という声が多い。 最後に価格について。新型MacBook Proはファンクションキーなしのモデルで148,800円から、ファンクションキーありのモデルで178,800円からとなっているが、この値付けに対しては、より高額になることを懸念していたユーザーが「安い」いう反応を示した一方、やはりファンクションキーありのモデルは「相対的にみて高いのではないか」という声が目立つ。「Touch Bar」付きのモデルが欲しいが、「我慢してファンクションキーありのモデルを買う」というユーザーの声もあった。 新型MacBook Proに対する評価は人それぞれ。特に、新たに搭載された「Touch Bar」は、まだ見ぬ代物だけに、期待感と不安感が交錯している様子が見て取れる。ファンクションキーありのモデルについては28日より発売、「Touch Bar」搭載のモデルについては2~3週間後に発売となるので、気になる方はぜひ店頭で実機チェックを。
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