Googleの開発者向けカンファレンス「Google I/O 2017」が現地時間17日よりスタートし、次はAppleの「WWDC 2017」が待ち遠しいという方も多いのではないだろうか。Appleは現地時間6月5日から同カンファレンスを開催する。今年は一体、どんな製品・サービスが発表されるのだろうか。■新型MacBookは高速CPUを搭載か まずはハード発表への期待から。AppleはこのところWWDC 2017において新型ハードを発表していないが、今年は違うかもしれない。海外メディアをはじめとした複数メディアは、高速なCPUを搭載した新型MacBookを発表するのではないかと報じている。 AppleはMacBookに対して、どちらかと言えば「軽さ」と「バッテリー持ち」の良さをアピールしており、処理速度の高さを論じてこなかった。もちろん、他の製品との差別化あっての作り込みだろうが、時に動作が重くなる現状マシンを良しとするユーザーはあまりいないだろう。インテルの高速なCPUが搭載されることにより、電池持ちは多少落ちるかもしれないが、バランスを意識すればマシンとしての完成度は一段と高まるのではないだろうか。さらに、MacBook ProとMacBook Airの新製品発表を行うとのうわさもある。Appleがこの3機種、特にMacBookとMacBook Airのすみ分けをどのように行うのかにも注目だ。■Google Home、Amazon Echoに対抗した家庭向けデバイスを発表か Amazonの「Echo」、Googleの「Google Home」に代表されるように、今後テック系企業で火花を散らすことになるであろう家庭向けの音声アシスタント搭載端末だが、Appleもこの分野に参入するのではないかと海外複数メディアは報じている。 Appleの家庭向けデバイスは「高級路線」であり、内部性能はiPhone 6またはiPhone 6s並みとされているが、現状その詳報は入っていない。一体どのような外観で、我々の生活をどう変えてくれるのだろうか。■iOS 11の発表 iOSのバージョンもついに10を超えた。次期基本ソフトとなるiOS 11は、例年通りWWDC 2017での発表が濃厚だ。 現状、情報の少ないiOS 11だが海外複数メディアはその進化の1つとして、音声アシスタント「Siri」がよりスマートになるのではないかと伝えている。具体的にはユーザーの先回りができるようになるということで、アプリケーション内でユーザーがどのような行動をたどるのかを学習し、次なる行動をユーザーに提案できるようになるというものだ。さらに、FaceTimeオーディオがiPhoneどうしの通話の際に標準設定となるといった進化(iPhoneどうしの通話が無料)や、電子決済サービス「Apple Pay」への送金機能追加などが噂されている。 これら以外にも、新型iPad Proの発表やミュージックアプリの刷新も噂されている。運命の発表は現地時間6月5日(日本時間6日午前2時)から。開発者向けカンファレンスとしては珍しく、新製品の噂も複数出ているだけに、見逃せない発表になりそうだ。
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