中国メーカーのLenovoは現地時間8月31日、ドイツのベルリンで9月2日から開幕する世界最大級のエレクトロニクスショー「IFA 2016」を前に、2in1デバイス「Yoga Book」を発表した。 タッチ入力対応の10.1インチフルHD液晶を搭載しているところまでは、一般的な2in1デバイスと変わりないが、風変わりなのはヒンジを挟んだもう一方のキーボード部分。本来、キーが配列されているべき箇所には、キーらしいものが見当たらない。このスレート部分は、描画パッドとバックライトキーボードが兼ねられており、スクリーン上のボタンをタッチすることで、切り替わるようになっている。 描画タブには、ワコムのデジタルペン技術と同様の機能が搭載されているため、同梱の「Real Pen」によって、精細なイラストも描くことができる。ちなみに、「Real Pen」は紙用のペンとしても利用することができ、紙に書いた内容は、「Yoga Book」に反映されるようになっている。一方で、キーボードモード「Halo Keyboard」に切り替えると、スレート上にキーが登場する。物理キーではないため、慣れるまでは好き嫌いが分かれそうだが、スマートな印象であることは間違いない。 ヒンジ部分は折り曲げることができ、本体重量は690グラムと軽いので、携帯性は抜群。もちろん、タブレットとしても利用ができ、TPOに応じた使い分けができる点は利便性が高い。プロセッサはIntel Atom X5を搭載し、軽快な使用感を実現。メモリが4GB、内部ストレージが64GBとなっているが、内部容量については、microSDスロットを搭載しているので、128GBまで拡張することができる。 「Yoga Book」は、Android(Android 6.0 Marshmallow) 版とWindows版が用意され、それぞれ価格は499ユーロ(約5.7万円)、599ユーロ(約6.9万円)とアナウンスされている。
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